年収が高い会社キーエンスとは【会社の評判まとめ】

      2017/10/12

「年収が高い」、「利益率が高い」というキーワードで検索すると、

キーエンスという会社が出てくると思います。

 

キーエンスは調べても会社の実態がよくわからず、多くが謎に包まれている会社です。

そこで、今回は

・なんでそんなに年収が高いのか

・どうして利益率が高いのか

ということを中心にキーエンスについてまとめてみようと思います。

 

 

会社概要

・社名

株式会社キーエンス

 

・設立

1974年5月27日

 

・資本金

306億3,754万円

 

・株式上場

東京証券取引所市場第一部上場

 

・代表者

代表取締役社長 山本 晃則

 

 

・連結従業員数

5,670名(2017年3月現在)

 

・事業内容

センサ、測定器

画像処理機器

制御・計測機器

研究・開発用 解析機器

ビジネス情報機器

出典:https://www.keyence.co.jp/company/

年収が高いの理由、残業が月90時間+α

通常の企業が定時9:00-18:00とするとキーエンスは、

1日あたり4.5時間の残業 x 20営業日 + ルール無視の残業 + 土日出勤

計算すると月の残業時間は90時間 + アルファ。

これを多いと見るか少ないと見るか?個人の考え方次第なので何とも言えない…

でも私は月100時間の残業をしたら死にそうになりました。

 

 

利益率が高いのは直販のみで、代理店を使わないから

キーエンスはメーカー直販のみ、代理店(商社)を一切使わない会社。

利益を稼ぐことだけに特化した会社。利益至上主義。効率至上主義。

直販のみで代理店を使わないから、代理店に支払う分のお金がかからず、

その分利益が出るということです。

 

 

その他、キーエンスの実態

7:30出勤、21:00完全退社。土日祝は年2回だけ強制出社

すべての営業マンがこれに従います。

完全退社の意味は資料、パソコン、携帯電話などすべて置いて退社します。

ただし忙しい人(管理職を中心に)はルール無視しているのが実態です。

退社後の社内付き合い・社外接待(飲み会)は禁止されているため、

若手は21:00過ぎると完全にオフ。

仕事量がとんでもなく多いため21:00前に退社する人はほとんどいません。

期初め期末の土曜日は強制出社。

加えて営業は新商品発表のタイミングで「勉強会」が土曜日に開かれる。他の土日祝は完全オフ。

とはいっても管理職を中心に多忙な人は出社します。

営業マンはクレームなどで呼び出される場合もあります。

また、休める人も平日のプレッシャー過多が原因で土日祝は寝るだけになります。

キーエンスは若手も当然忙しいが、出世すればもっと忙しくなるシステム。他の大企業と逆です。

 

 

有給休暇は消化できず買い取り

病欠以外での休暇は取得できません。取得してもいいですが、

人事評価に響くでしょう。ただし余った年休は会社が買い取ります。

なので公平といえば公平なシステム!?

 

 

分刻みの報告書を提出、営業マンの全行動を記録

分刻みの報告書を毎日作成・提出する義務があります。

これは自己申告。でも虚偽の申請をしていてバレたら、重罰。

内容は…ご想像にお任せします。社内監査役がまるで奴隷を監視するかのように見張ってます(苦笑)。

この他にも電話○件/日、訪問○件/日、電話内容はすべて録音、

メール内容もすべて上司閲覧、などなど…とにかく営業マンの行動をすべて記録・管理して、

ノルマが達成できなかった場合にはこれらの記録を基に是正処置をする。

営業マン=人間味のない営業マシーン。

これがキーエンス営業の特徴。

 

 

営業ノルマは毎月厳しく管理。達成できないと…

営業ノルマに甘えは許されません。

毎月数字が足りていないと営業〆日がとんでもなく大変。

電話しまくって何とか達成できるかできないか…

ノルマはトップダウンなので上司、その上の上司が勝手に決めます。

達成できるであろうMAXの数字をノルマとして課せられるので、優秀な営業マンでもかなりしんどいかと。

営業マンがノルマを達成できないと、分刻みの報告資料を基に是正処置が入ります。

ノルマ達成できない → 営業プロセスが悪い → プロセス是正 → 再度チャレンジ

という繰り返し。ノルマを達成できない月が多くなると会社に居ずらくなります。

クビにはされませんが、辺境の営業所に飛ばされプレッシャー過多になり、辞めるしか道は残されていない。

ちなみに営業マンの評価は「営業ノルマ+プロセスノルマ」で決定されます。

プロセスノルマとは行動目標のこと。月に○件テレアポするとか、月に○件の商談をするとか…

 

 

営業マニュアルに従うだけでよい

テレアポの仕方、商談の進め方、商品プレゼン方法、価格の決め方などなど。

営業マンに必要なマニュアルはすべて揃っていて、

マニュアルに沿ってハードに働けば誰でも実績が出せるという仕組みです。

 

 

テレアポ → 押し売りの繰り返し

装置を売っている会社なので、1台売れたら案件終了。また次の売り先を考えます。

テレアポ → 押しかけ → 買うか買わないか、(高値で)即決を迫る → 売れたらOK、売れなければ次

図式化するとキーエンスの営業手法はこんな感じ。マニュアルに沿って永遠にこれを繰り返す。

人間関係もクソもないという営業手法なので、お客さんとの関係とかビジネス上の人脈拡大とかは皆無。

営業スキルだけは磨かれますが人脈はいつまでも学生のまま。狭い世界です。

 

 

社内の不要な付き合いゼロ

キーエンスは、社内・社外飲み会が会社規則で禁止されています。

だから仕事の後、上司に飲みに誘われたりは絶対にない。

というか、平日は仕事で疲弊していてそれどころではない。私は良い社風だと思います。

 

 

福利厚生ゼロ、退職金なし、労働組合なし

独身寮も社宅もありません。退職金もない。

ただし家賃補助は給与に上乗せされ、現金で支給されています。

会社名義でマンションを契約する借り上げ社宅制度(所得税計算で年収とカウントされない)と違い、

すべての福利厚生を現金化している。

そうすると所得税がとんでもない額になります…実際の手取り金額を見てガッカリするかも。

たとえば仮に年収1500万円もらっても、年200万円くらいが家の関係で消えていきます。

さらに退職金もゼロなので引いて考える必要あり。

(一般的な大企業は退職金が60歳時4000万円くらい、年で割ると100万円くらい)

 

 

性悪説に則った社内規則

「性悪説=人は悪いことをするものだ」

という社風・風土を基に作られた異様に細かい社内規則。そして違反者を監視する社内監査役。

奴隷を奴隷に監視させるシステム、秀逸ですね。

労働時間以上に、この細かい規則と分刻みの報告書による束縛のほうがツライかも。

 

常にプレッシャーを受ける環境で高い集中力を維持しながら月100時間の残業をするのと、

出張・飲み会ばっかりで月100時間の残業をするのとでは、疲労感が全然ちがうような…

 

 

その他いろいろ

  • 費用対効果を最も重視なので、無駄な会議はしない。
  • 会議に掛かる費用(人件費、その間に働けば得られる利益) < 得られる利益の場合だけ会議する
  • 営業マンはエリア担当(決められたエリアの中で営業活動)
  • 良い提案があれば若手でも発言力あり
  • フラットな人間関係
  • 仕事が頭を使わないため単調

 

まとめ

年収が高い、利益率が高い裏には、代理店を挟まない分、キーエンスの営業マンが多くの仕事量をこなすので、

代理店に払う分のお金をキーエンスの営業マンの仕事量や残業代に使っているということなんですかね。

年収が高い分、長時間労働で体を酷使しそうです。

 

長い間働けるという職場ではなく激務で年収が高いので、

年齢が若くバリバリ働いて稼ぎたい人にはいいかもしれません。

 

 

 

 


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